施設様の送迎車がオーバーヒートしたとの連絡があり、リフト代車で出向きました。お話を
伺ったところ、送迎中に警告灯がでたもののそのまま運転して施設に戻ってしまったとのこ
と。見ればエンジン冷却水がだいぶ減っています。オーバーヒートした原因はこの冷却水の減
りのようです。 故障車を回収して工場へ。冷却水が減った原因を見つけ、すぐに修理完了。と
ころがエンジンの調子が戻りません。オーバーヒートしたまま走り続けたのが原因でエンジン
自体に不具合が生じているようです。 エンジン分解の前に、運転席と車いす固定装置の間で隠
れているエンジンを出す作業です。運転席助手席をはずして、さらに車いす固定装置をはずし
て骨組みを露出させます。福祉車輌は通常の車よりもついているパーツが多いため、今回のよ
うな大掛かりな修理の時には手間がかかります。 修理自体に多くの時間を割きましたが、その
間代車で送迎していただき不便が無かったと喜んでいただきました。また当社としましても、
代車で送迎していただいたおかげで、大きな修理案件でも余裕を持って丁寧に修理にあること
ができました。 送迎時の車のトラブルは多いかと思います。警告灯が出た場合は、無理に走行
するとあとあと重大な故障や事故につながります。それ以上動くことはぜず当社にご連絡の上
できるだけ動かず待機していてください。
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